小型電気自動車
新型の電池といえどもまだ重くコストも高いので、電池の搭載量を減らして市街地での近距離の利用に特化し、デザインや利便性を追及した小型あるいは超小型車
(例えば、欧州車やわが国のトヨタ自動車の”e-com”、日産自動車の”Hypermini” 、本田技研工業の”City Pal” など)が提案されている。筆者が試算した走行エネルギーに関わる影響因子の影響度を図6.6に示す。
この図から、車両の軽量化は、特に加減速の多い都市内走行において、エネルギー消費量の改善、さらには充電時間に関わる発電所でのCO2の削減に対してほぼ比例的に寄与することがわかる。
出展
書名 電気自動車ハンドブック
著者 電気自動車ハンドブック編集委員会 編
出版 丸善株式会社 (URL http://www.maruzen.co.jp)
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