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エコプロダクツ2004[2004/12/9.10.11]

2004年12月9日(木)〜11日(土)、東京ビックサイトにて。
消費財から産業資材やエネルギー、金融、各種サービスまで、あらゆる分野のエコプロダクツやサービスが、企業のみならず、様々な環境活動に参加している団体から多数出展された。
また、大学や高校による環境の取り組みも展示された。
来場者数は3日間で12万人を超えた。

 



来場者数が過去最大となった
今回の祭典

1.外部電源供給システム

東京電力(株)が日野自動車(株)とともに、駐停車中のトラックの空調や荷室の冷凍・冷蔵を外部の電力供給によりまかなうシステムを開発した。
このシステムでは、サービスエリアなどに給電スタンドを設置、また車両には外部電源で動く冷暖房装置を搭載し、休憩中、荷役作業中にエンジンの駆動なく空調を行うことが可能となり、CO2や大気汚染物質の低減が期待できる。
トラックステーション回りの雰囲気は随分よくなるので、期待したい。


東京電力(株)が開発した給電スタンド

2.家庭用燃料電池

東京ガス(株)では、2005年2月、世界に先駆けて家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの限定市場投入を開始する。
省エネルギー性が高く、CO2の排出量も少ない環境に優しいエネルギーシステム。
家庭用燃料電池コージェネレーションシステムは、従来の給湯器の代わりに設置。 家庭で使用するお湯はすべて燃料電池でまかなうことができ、電気は家電機器で使われる。
熱効率は、給湯44%、発電32%。


給湯器の代わりに室外設置される