京都パブリックカーシステムの開会式が2000年12月15日に京都国際展示場で行われました。
このシステムは、京都市民に公共利用で観光やビジネス、買い物に電気自動車を使い、環境と渋滞の緩和に貢献しようというものです。
実証実験は日本電動車両協会(JEVA)によって、2000年12月から翌年の3月まで行われる予定です。
このシステムでは15台の日産ハイパーミニと20台のトヨタe−com(イーコム)の合計35台を使います。電気自動車専用の駐車場を京都市内に5個所設け、クルマの予約や貸し出しは中央管理室で行います。
約300人の会員にはIDカードを配布して、インターネットや電話を利用してクルマの予約ができます。
開会式は大変盛り上がり、約100名の関係者と10社以上のマスコミが来場しました。
開会式ではJEVAの榎本会長がご挨拶された後、京都大学の北村教授がこの実験の主旨についてご説明されました。
開会式の参加者は式の後、試乗会へ足を運ばれ、電気自動車を実際に運転して頂きました。
開会式の当日は、19台の電気自動車が35回にわたって利用されました。
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Opening commemoration ceremony
Nissan Hypermini Toyota e-com
Kyoto
Public car system
http://www.ev-kyoto.com
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